今年度より会長を務めさせていただくことになりました、「介護の相談室」髙村友紀と申します。まず初めに簡単に自己紹介をさせていただきます。平成19年にケアマネジャーとなり平成26年に主任ケアマネジャーの資格を取得いたしました。通算18年ケアマネ業務に携わってまいりました。右も左もわからない新人の時に一人ケアマネの事業所からスタートし現在は5名の仲間がいる事業所で勤務しております。居連協は平成30年の立ち上げの時からお手伝いさせていただいておりまして今年で8年目を迎えます。今回、居連協の役員の中にはたくさんの先輩方がいらっしゃる中、会長という大役を仰せつかり、私に務まるのか、かなり葛藤がございました。私に何ができるのか自問自答する中、そもそも居連協の役割は何なのか、改めて振り返ってみました。大前提として事業所の円滑な運営、サービスの資質向上を図ることを目的とされています。居宅の管理者は、日々「これでよいのかな?」「何か知らずにスルーしてしまっていることはないかな?」「落ち着いたころにやってくる法改正、いったい何が変わるの?」「仲間たちが心折れずに業務継続できる環境をどう整えるのか」等、あらゆることが不安で不安で仕方ありません。しかし管理者は管理業務だけやっているわけにもいかず、通常のケアマネ業務をこなしながら対応しなければなりません。時間に追われる毎日です。そこで、居連協は皆様方のリアルタイムのお悩み事をキャッチできるようアンテナを張り、こんなルールが出来たけど会員の皆様見落としていないですか?とか、法改正の際は間違った解釈をしないようにみんなで共通認識しましょうとか、ここは分からないから行政にご指導いただきましょうとか、実際の業務に即した勉強会や、居連協通信やホームページでの発信をしています。又、個人の力ではどうにもならないようなトラブルが起きてしまったら居連協の顧問弁護士である外岡先生にホームページを通して相談もできるようになっています。外岡先生は些細なことでもご相談くださいと仰ってくださっています。心強いです。これらのことを振り返ったとき、居宅の事業所を守っていかなければならない人間の一人として、わからないことがわかる代表であれば、誠に僭越ではございますが、私にもできるのではないかと思いました。歴代の会長が大切にしてきたことを守りながら、これからも役員一同力を合わせて松戸市の居宅が不安なく事業継続できるよう微力ながら頑張ってまいります。どうぞ今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
松戸市居宅介護支援事業所連絡協議会
会長 髙村 友紀